おおぞらみらいスクールブログ

コミュニケーション講座

ダイバーシティって? 「文字が読めない・聞こえない」とき、どう伝える?

みなさん、こんにちは。
町田キャンパスの時田です。
東京都は緊急事態宣言中のため、5月の授業は全てオンラインで実施しました。

5月15日(土)はコミュニケーション講座
今回の内容は「ダイバーシティ」です。
ダイバーシティ(Diversity)とは日本語で"多様性"のことです。
みなさんが住んでいる地域にも、いろんな方が住んでいますよね。
大半の人には便利でも、誰かにとっては不便なものが実はたくさんあります。
では、いろんな人にとって優しい世界にするにはどうすればよいか?

今回は【「文字が読めない・聞こえない」とき、どう伝える?】ということで、日本語が読めない人でも理解できる「ピクトグラム」
聞こえない人でも理解できる「手話」の二つについて学びました!

「ピクトグラム」とは一般に「絵文字」「絵単語」などと呼ばれ、情報や注意を示すために表示される視覚記号の一つです。
「非常口マーク」「お手洗いマーク」「Wi-Fiマーク」は日常でもよく見かけます。非常口マーク↑非常口マーク。見たことある方が多いですよね!

実は日本で初めてピクトグラムが使われたのは、1964年東京オリンピックが開催された時。日本人と外国人の間を取り持つために開発されたのが始まりです。
どの競技(スポーツ)を示しているか一目でわかる「スポーツピクトグラム」。
今回の授業では2021年開催予定のオリンピックで用いられる新しい「スポーツピクトグラム」をみんなで見ていきました。

ピクトグラムを学んだあとは「手話」!
全員でひらがな50音、濁点・半濁点、挨拶や返事の仕方など、日常でよく使う手話をみんなで練習... 一つ一つの手話に意味があり、「面白い!」「そういうことか」「覚えやすい!」と生徒も楽しみながら手話をしていました。

今回は【「文字が読めない・聞こえない」とき、どう伝える?】ということで、文字が読めなくても・聞こえなくてもできるコミュニケーションについて学びました。
「文字が読める・聞こえる」というのは、当たり前のことではありません。
多様性"ダイバーシティ"を認め、いろんな人にとって優しく、誰とでもコミュニケーションを取れる世界にしていきたいです。