おおぞらみらいスクールブログ

STEM講座

水に油を溶かしてみる。溶ける? 溶けない? オイルタイマーづくりを通して見えたもの

皆さん、こんにちは。横浜キャンパスです。
過ごしやすい天気・気温の日が続いています。外を歩くのも気持ちがいいです。
感染症対策をしっかりして、運動不足解消に少し散歩するのも良いかもしれません。

おおぞらみらいスクール 横浜キャンパスでは、授業をオンラインでお届けしています。
オンライン授業でも、生徒と話し合って、意見交換ができる授業を心がけています。

今回は、オンラインで工作! オイルタイマーの制作を行いました。
オイルタイマーはご存じですか? タイマーといっても、時間は測れないのですけれど。
ペットボトルに水彩絵の具を溶かした水を入れて、そこに油を入れます。油はお料理で使うものでOKです。「水:油=7:3」がバランスが良いです。
画面越しに見える真剣な表情。出来上がったオイルタイマーにビーズやラメを入れて、個性的なオイルタイマーができました。
出来上がったオイルタイマーをシェイク! シェイク! 様子を観察します。
あれ? 混ざらない...。どんなに振っても、色水と油は混ざりません。
そうです。水と油は、混ざりません。混ざらないから、見ていて不思議な動きをするオイルタイマーになるのです。

生徒に聞いてみました。水と油が混ざらないことで、私たちの生活の中で何が困るのでしょう。
「海が汚れる」「料理で使った油がそのまま流されてしまう」「水が汚いまま」等々意見が出ました。
油は水に分解されず(洗剤などを使って分解することはできます)川を海を汚します。
石油製品やごみが海に流れ込んでいるのも問題です。では、私たちにできることは何でしょう。
「自然に還る」と言いつつゴミを外に捨てるのをやめよう(ペットボトル1本が完全に分解されるのにかかる時間は400年といわれています)。
油をそのまま捨てるのではなく、なるべく流さないようにする工夫をしよう。
今回も様々な感想を持ってくれた生徒。最後は「オイルタイマーの捨て方」もしっかりと学びました。

私たちの生活が便利に、豊かになっていくのは素敵なことです。
ただ、基本的に行うべきことをしっかりと行わなければなりません。「これ位なら大丈夫かな」と決めてはいけないということです。

おおぞらみらいスクールで、楽しく深く、学びませんか?
ただ今無料体験会・説明会はZoomを使用し、オンラインで実施しております。
オンラインによる相談、オープンキャンパスは事前予約制となっております。お気軽にページ下部のバナーよりご都合の良いお日にち・時間帯をお選びください。お問い合わせをお待ちしています。