おおぞらみらいスクールブログ

グローバル講座

世界のことを数字で予想! SDGsゲーム"FACT"に挑戦

みなさん、こんにちは。
ついに11月に入りました。

このブログをご覧のみなさんは、SDGsはすっかりおなじみでしょうか? 17個ある目標を地球全体で2030年までに達成しましょうというものですが、目標達成のためには、現実を知ることも大切です。毎日、地球温暖化や雇用のこと、ジェンダーの問題など、ニュースや新聞に目を向けると知ることはできますが、実感がわかなかったり、すこし難しい言葉が出てきたりすると、中学生にとっては遠い世界のように感じられるかもしれないですね。

そこで、先月のグローバル講座では、みんながイメージしやすい「数字」を使って、世界のさまざまな課題・問題について知ってもらう授業を行いました。
金沢工業大学の方々が開発されたSDGsゲーム「FACT」というものを使わせていただき、ゲーム感覚で学ぶことができました!

たとえば...
世界中で安全な飲み水を飲むことができる人は何人いるでしょう?

これを、配られた数字カードを使って回答します。
「何億かな?」
「もっと少ないんじゃない?」
「世界にはまず人口がどれくらいいるんだろうね?」

答えを導き出すまでに同じグループの仲間と相談し合うのも大切な学び合いの時間になります。あまりにも大きな数に予想がつかなかったり、想像どおりの数字だったり、回答発表のたびに教室は大盛り上がり。気づけば、話したことの無かったグループの仲間と言葉を交わしていた! なんて場面もありました。

たとえ答えを間違えても決してはずかしいものではないので、気軽に参加できることもこの授業のとてもすてきなところです。

なにごとも、まずは「ふれてみる」「知ってみる」ことで、新しい気づきや考えが生まれます。おおぞらみらいスクールの授業では「まずやってみよう!」をどの講座でも大切にしています。
中学生のみなさんの新しい一歩をお手伝いできたらうれしく思います。