おおぞらみらいスクールブログ

グローバル講座

食事から「多様性」について考えよう!

こんにちは。
そろそろ年末に近づいてきています。
中学生の皆さんは、今週で冬休みに入る人も多い時期でしょうか。
ぜひ楽しい年末年始にしてください!

このブログをご覧の皆さんは、普段の食事について何か深く考えたことはありますか?

「この食材は、どのようにして食卓に届くのかな?」
「安全なお肉はどうやって処理しているんだろう?」
「もし食べ残したら、環境にどんな影響が?」

そんなふうにして今日のおかずについて考えるだけでも、もしかしたらSDGsの大切な一歩になるかもしれません。

今回、グローバル講座の授業では、食事という面から「多様性」についても一緒に考える授業を行いました。

「安心なお肉を食べたい」
「お肉になる動物にもそれぞれの生命があるよ」
この二つの意見、どうしたらどちらも大切にできるでしょうか。

普段、衛生環境のしっかりした状態で食事をできる私たちにとっては、世界の状況の中には知らないこともたくさんあります。また、生き物の生命についての考え方も、さまざまです。

「生命を守りたいから今日から食事はしない!」というのはあまりにも極端。私たち自身の生命をつないでいくには、健康的な食事は欠かせません。栄養バランスのことも考えないと、中学生にとっては成長に影響が出るかもしれないですよね。

こちらを立てれば、あちらの意見を否定してしまう...。
どうしたら多様性を認めつつ安心な食事をできるのだろう。
話し合いの中でみんなでとても悩みました。

たくさんの意見が出る中で、大宮キャンパスのみんながとても深く頷いたのは「『いただきます』と『ごちそうさま』は心を込めて言おう」ということでした。

すぐできる。そして継続していける。
そんな一歩がSDGsの大切なことです。