2022.07.06STEM講座
「バリア」を越えよう! ロボットプログラミングと人に優しい街づくり
おおぞらみらいスクール 横浜キャンパスの松田です。
先日行った、STEM講座第2回「ロボットプログラミングと人に優しい街づくり」の様子をお伝えいたします。
皆さんは「バリア」というとどんなイメージがありますか?
盾や身を守る壁を意味するこの言葉ですが、何かを行うときの障害や邪魔になるものを指すこともあります。
今回は、車輪で動くロボットを実際に動かしてみることで、生活の中にある「バリア」について考えていきます。
授業で使うロボットは、自分で組み立てた上でプログラムも設定していくのですが、今回は頼りになる先輩コーチが来てくれました。
おおぞら高等学院でプログラミングコースを経験した3年次生の先輩コーチが、コーチと一緒に組み立てやプログラムのアシストをしてくれます。
今まで自分自身がしっかり取り組んできた分野だけに、よくある失敗や見落としも把握したうえで困っている生徒に声をかけていき、丁寧で面倒見よくフォローをしていきます。
はじめは難しそうかも、と思っていた生徒も、意外と簡単に作れて楽しかった! と一安心でした。
専用のソフトを使い、プログラムを作ってインストールすると、ボタン操作で自由に動かせるロボットが完成しました。
試運転で思い通りに動かせるようになると、生徒のテンションも上がり、より楽しくなってきた様子です。
さっそく完成したロボットを使い、コースを走らせてみましょう。
コースは現実の生活空間を模したものになっており、目的地までの道のりを凸凹した道やちょっとした段差が手を阻みます。これが「バリア」です。実際の生活の中でも、車いすやベビーカー等、車輪を使って移動する場面は多く、思わぬところで手こずることがあります。
ロボットの特徴をつかみうまく操作して、何とか目的地までたどり着いた生徒もいましたが、ちょっとした距離の移動でも大仕事になってしまいました。
それでは、こうした「バリア」のない環境「バリアフリー」にするにはどうすれば良いでしょうか?
みんなで通りにくかった場所を挙げて、通りやすくするために改良案を相談します。凸凹な道や階段をスロープにして、狭くてぶつかってしまう道は広く...。
コースを改良すると、うまく通れなかった場所も、驚くほどスムーズに誰でも通れるようになりました。
授業のまとめとして身近なバリアフリーを挙げていくと、駅や施設の階段横のスロープや段差のなく道幅の広い道といった実験で取り扱ったものに加えて、エレベーターの鏡や点字ブロック、信号機の音声表示など実験で登場したもの以外にもバリアやバリアフリーの例が挙がり、生徒の視野が拡がっていることを感じます。
感想では...
「ロボットを作るのがとても楽しかった!」
「ロボットの操作は難しかったけどとても楽しかった」
「バリアもバリアフリーも身近にたくさんあるはずなのに気づかなかったので探してみたい」
「実は、バリアフリーはすごく多く、優しさや工夫がいかされていることに気づいた」
「バリアフリーはよく聞いていたけど、意味がわかってよかった」
と、新しい体験への興味や気づきがあったことが書かれており、私自身も授業で改めて触れたことで、身近にバリアフリーが思った以上にあることに気づかされました。
身近な暮らしの中にも、視点を変えるとたくさんの工夫やアイデア、気づきの素が隠れています。授業を通し触れていくことで生徒の新たなものの見方、新たな発見に繋げてまいります。
みなさんも、おおぞらみらいスクールで、一緒に学んでみませんか?
ただ今無料体験会・説明会はZoomを使用し、オンラインで実施しております。
事前予約制です。お気軽にページ下部のバナーよりご都合の良いお日にち・時間帯をお選びください。お問い合わせをお待ちしています。
先日行った、STEM講座第2回「ロボットプログラミングと人に優しい街づくり」の様子をお伝えいたします。
皆さんは「バリア」というとどんなイメージがありますか?
盾や身を守る壁を意味するこの言葉ですが、何かを行うときの障害や邪魔になるものを指すこともあります。
今回は、車輪で動くロボットを実際に動かしてみることで、生活の中にある「バリア」について考えていきます。
授業で使うロボットは、自分で組み立てた上でプログラムも設定していくのですが、今回は頼りになる先輩コーチが来てくれました。
おおぞら高等学院でプログラミングコースを経験した3年次生の先輩コーチが、コーチと一緒に組み立てやプログラムのアシストをしてくれます。
今まで自分自身がしっかり取り組んできた分野だけに、よくある失敗や見落としも把握したうえで困っている生徒に声をかけていき、丁寧で面倒見よくフォローをしていきます。
はじめは難しそうかも、と思っていた生徒も、意外と簡単に作れて楽しかった! と一安心でした。
専用のソフトを使い、プログラムを作ってインストールすると、ボタン操作で自由に動かせるロボットが完成しました。
試運転で思い通りに動かせるようになると、生徒のテンションも上がり、より楽しくなってきた様子です。
さっそく完成したロボットを使い、コースを走らせてみましょう。
コースは現実の生活空間を模したものになっており、目的地までの道のりを凸凹した道やちょっとした段差が手を阻みます。これが「バリア」です。実際の生活の中でも、車いすやベビーカー等、車輪を使って移動する場面は多く、思わぬところで手こずることがあります。
ロボットの特徴をつかみうまく操作して、何とか目的地までたどり着いた生徒もいましたが、ちょっとした距離の移動でも大仕事になってしまいました。
それでは、こうした「バリア」のない環境「バリアフリー」にするにはどうすれば良いでしょうか?
みんなで通りにくかった場所を挙げて、通りやすくするために改良案を相談します。凸凹な道や階段をスロープにして、狭くてぶつかってしまう道は広く...。
コースを改良すると、うまく通れなかった場所も、驚くほどスムーズに誰でも通れるようになりました。
授業のまとめとして身近なバリアフリーを挙げていくと、駅や施設の階段横のスロープや段差のなく道幅の広い道といった実験で取り扱ったものに加えて、エレベーターの鏡や点字ブロック、信号機の音声表示など実験で登場したもの以外にもバリアやバリアフリーの例が挙がり、生徒の視野が拡がっていることを感じます。
感想では...
「ロボットを作るのがとても楽しかった!」
「ロボットの操作は難しかったけどとても楽しかった」
「バリアもバリアフリーも身近にたくさんあるはずなのに気づかなかったので探してみたい」
「実は、バリアフリーはすごく多く、優しさや工夫がいかされていることに気づいた」
「バリアフリーはよく聞いていたけど、意味がわかってよかった」
と、新しい体験への興味や気づきがあったことが書かれており、私自身も授業で改めて触れたことで、身近にバリアフリーが思った以上にあることに気づかされました。
身近な暮らしの中にも、視点を変えるとたくさんの工夫やアイデア、気づきの素が隠れています。授業を通し触れていくことで生徒の新たなものの見方、新たな発見に繋げてまいります。
みなさんも、おおぞらみらいスクールで、一緒に学んでみませんか?
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