おおぞらみらいスクールブログ

コミュニケーション講座

「記号」でコミュニケーション~ピクトグラムを探しに行こう~

みなさん、こんにちは。
大宮キャンパスから「コミュニケーション講座」について、ご紹介します♪

突然ですが、上の画像は、何の標識か分かりますか?
そもそも、交通標識は何のためにあるのでしょう?

今回は「コミュニケーション講座」で行った「フィールドワーク」の様子をお伝えします。
みなさんは「ピクトグラム」あるいは「ピクトグラフ」という言葉を聞いたことはありますか?

簡単に説明すると、文字や音声を使わず、情報や注意を伝える図形や記号のことです。
「コミュニケーション」という言葉を聞くと「誰かと話す」「相手に伝える」「相手の話を聞く」といった、音声を使った「会話」をイメージする人が多いですよね。この授業では、キャンパスの周辺の街へ出かけて「図形」や「記号」での「コミュニケーション」について考える「フィールドワーク」を行いました。

むずかしい言葉が理解できない場合やたくさんの情報を短い時間で伝えたい場合、パッと見るだけで意思を伝えたいとき、お互いに外国語を話していて、会話で意思を伝えあうことが難しい場合に「ピクトグラム」はとても力を発揮します。

くれしぇんどのみんなは、大宮の街中で思い思いに「ピクトグラム」を発見し、写真におさめていました。「この図形だけで言いたいことは伝わるかな?」「外国の人でも通じるかな?」「東京オリンピックで外国の方がたくさん来るけれど、困らないかな?」など、思ったこと、考えたことをキャンパスに戻ってから模造紙にまとめました。模造紙にまとめました海外に目を向けたり、ダイバーシティについて考えるきっかけにもなったので、「グローバル講座」にもつながる内容になりました。

「コミュニケーション講座」で、目の前の人に上手に想いを伝えるワークや英会話レッスン、今回のような言葉に頼らない意志の伝え方など、幅広く中学生の皆さんの「コミュニケーション力」を育てるカリキュラムを用意しています。インターネットやSNSが便利になることで情報を得ることやコミュニケーションがかんたんになったり、様々な生き方、様々なルーツを持つ方と共に暮らすなど、ボーダレスな社会に向けて、しっかりとミライのチカラを育んでいけたら、と思っています。