おおぞらみらいスクールブログ

STEM講座すらら学習

手のひらの深海 科学で彩る「きらめきスノードーム」

おおぞらみらいスクール 横浜キャンパスの松田です。
今回はSTEM講座「スノードームと海の科学」のご様子をお伝えいたします。

皆さんは「スノードーム」をご存じですか?
密閉した容器に満たされた液体の中、雪が降るように見えるあのオブジェです。
古くは19世紀のパリの万博から広まったこのスノードームですが、実は手軽な材料で手作りすることができます。
今回生徒は自分好みのオリジナルスノードーム作りに挑戦します!
液体のりを溶かした液にラメやスパンコールを浮かべ、自分のお好みの情景を取り付けた蓋で封をすれば簡単に完成できます。しかし、自分のお好みに合わせて仕上げるとなるとまた話は別。
透明なプラバンに油性ペンで背景を書き込んで情景を作る工程では、好みでガラッと雰囲気が変わります。
かわいらしいキャラクターを描いて添える生徒もいれば、深海をイメージして魚の群れを描きこんでいく生徒もいます。
中にはリアルなモミの木を描くためにスマートフォンに画像を映し、プラバンを張り付けてなぞり描きするアイデアを発揮した生徒もおり、この技はさっそく他の生徒にもシェアされて活用されました。

最後の封入の際には、気泡が中にできないよう細心の注意で仕上げ、きっちり液で満たされた見事な仕上がりに!
授業後半は、液体と海の科学。自然界にもまるでスノードームのような、深海の「マリンスノー」という現象があるのですが、この正体や役割、そして海洋全体にも広がるマイクロプラスチックについての講義となりました。

授業後の感想では...
「意外と簡単に作れて面白かった!」
「こだわって作れた」
「まさかスノードームつくりからこんな話題に発展するとは思わなかった...!」
「プラスチックは捨てずに集めるのが大事!」

等、スノードームにも、海洋やマイクロプラスチックの存在にも関心を持ってくれた様子です。

我々大人より更にみらいを生きていく生徒には、ぜひ様々なことに関心を持ち幅広い視点で世界を見つめ関わってほしいと願っております。

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