【STEM講座】これからの社会を生きる力を身につけよう!
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名古屋キャンパスでは、5/16(土)に【STEM講座】の授業を行いました。
先週と同じく、zoomというツールを使って、自宅と名古屋キャンパスでのオンライン環境で行いました。
3回目のオンライン環境での授業ということもあり、生徒もすっかり慣れた様子でした。
おおぞらみらいスクールの【STEM講座】では、プログラミングにより、学びを深めていきます。
プログラミング的思考はこれから重要になってくる論理的な思考力となります。
これからは特に「ただ教えられたことができる人間」ではなく「自分で考え、表現、行動ができる人間」が求められていく時代となります。
今までの社会では「教わったことが正確にできる力」が求められ、それができる人材を育てるための教育でしたが、AIの発達により「教わったことが正確にできる力」が必要な仕事はこれからAIが担うといわれています。
最近はそういった変化から、これからの時代に合わせて子どもたちが力をつけていけるようにと、論理的思考力が身につくプログラミング教育が小・中学生の習い事として人気が高まっています。
今回の授業を担当したのは、伊藤コーチと斎藤コーチの二人です。
「プログラミングとは、なんですか?」という質問に「ロボットに『運動場を1周する』という行動をさせるとき、人間だったら普通に1周くるっと回れると思いますが、ロボットだと、まずまっすぐ進んで、何m進んだら左に曲がって... と、計画的に指示をださないと動けません。その計画的な指示をコンピューターで書き出すことをプログラミングといいます。」と伊藤コーチが質問に答えてくれました。
今日はその"計画的な指示"の作り方である「フローチャート」というものを使って学びました。
このフローチャートというのは目的達成のために一連の動きを書くためのものです。
フローチャートを使うことによって、プログラミングの指示の書き出しの基本についてコンピューターを使わなくても学べます。
伊藤コーチにの指導のもと、さっそくフローチャートを作成します。
出された問題は「外出までの流れを完成させよう!」というものでした。
ノートにフローチャートを書いていきます。
実際に、お手本の図をみながら書いてみたものがこちら。「よくかけていますね! ただ、人間だったら大丈夫なのですが、もしこれがロボットだったら、このロボット、パジャマのまま外に出てしまうんですね。」
「思ってた以上に細かく指示をださないといけないんだ...」と、生徒たちも気付けました。
その後も判断図形(条件による分岐を表す図形)を用いたフローチャートの作成をし、作成したフローチャートを発表しました。
発表後はみんなで拍手を送りあい、生徒も最後まで授業を楽しんで受けていました。
普段使用しているスマートフォンなども、こういったフローチャートをもとにプログラミングされているのかなと考たり、プログラミングって何だろう? ということを考えられるきっかけになったと思います。
はじめはプログラミングと聞くと「なんだか難しそう......」という印象が大きかったのですが、授業の後はプログラミングを身近に感じることができました。
プログラミングに限らず「難しそう」という印象だけでついつい避けてしまいがちなものを、授業を通して興味を持って、好きになってほしいと思います。
来週もオンライン環境下にて授業を実施予定ですので、生徒のみなさんは楽しみにお待ちくださいね!
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