おおぞらみらいスクールブログ

STEM講座

~STEM講座~ スノードームづくりを通して海洋プラスチック問題について考えました☆

こんにちは。
おおぞらみらいスクール 町田キャンパスです。
今回は、町田キャンパスで開催されたSTEM講座の授業の様子をお伝えします☆
授業のテーマは「小さな海! スノードームをつくろう!」

ますは、スノードームづくりに挑戦です!

スノードームに必要な材料は、空き瓶・水・洗濯のり・接着剤・メラニンスポンジ・中に入れる飾りと意外とシンプル♪

実は、スノードームの液体は水と洗濯のりの二つでつくられており、洗濯のりの量が多いほどラメが落ちるスピードがゆっくりになるのです!

生徒は、ラメが落ちるスピードを調整したり、思い思いの飾りを瓶の中に入れてかき混ぜたりと、世界に一つだけのスノードームをつくっていました☆
また、できあがったスノードームは生徒一人ひとりの個性が光っており、それぞれの違いも楽しむことができました。

そして、授業の後半では海洋プラスチック問題について考えます。

みなさんは、マリンスノーという言葉を聞いたことはありますか?
マリンスノーとは、直訳すると「海の雪」という意味で、プランクトンの排出物・生物の死骸などが分解され、海中に沈んでいく様子を表す言葉です。

このマリンスノーは地球上の炭素循環において大切な役割をもっているのですが、実は今、海に捨てられたプラスチックがマリンスノーと一緒に海底に沈んでいってしまっています。
その結果、海洋生物(魚類、海洋哺乳類、海鳥など)の生命への影響やプラスチックの成分を取り込んだ魚・貝を摂取することによる人体への影響などが危惧されています。

そこで、生徒は海洋プラスチック問題について私たちができることを考えました!
「ごみをポイ捨てしない」「そもそもプラスチックの使用を減らす」「海にごみ箱を置く」など、生徒からはたくさんの意見があり、美しい海を守るために自分たちができることを話し合いました。

今回の授業では、スノードームづくりを通して、海洋プラスチック問題という世界規模の課題について考えました。

これからも、おおぞらみらいスクールでは楽しい授業を通して、これからを生きていくために必要な知識と能力を身につけていきます♪

次回のSTEM講座もお楽しみに!