これからの学び? 「学習指導要領」が変わるって知ってますか?
こんにちは。
みなさんは「学習指導要領」について、見たり聞いたりしたことはありますか?
今回のブログではこれから変化する「学習指導要領」についてお伝えしたいと思います。
学習指導要領とは、日本全国のどの地域でも一定の水準の教育が受けられるように文科省が学校教育法に基づいて定めている教育課程(カリキュラム)です。
ほぼ10年毎に改定されているのですが、2021年度から中学校でも新学習指導要領が取り入れられるので、簡単にどんな変更点があるのか紹介したいと思います。
今までの"知識や学力をつけるための教育"から、"これからの社会で活躍できる資質や能力を養うための教育"へのシフトチェンジをしていきます。
教育方針の主軸となるのが、知識の理解の質を高め、資質・能力を育むための「主体的・対話的で深い学び(アクティブ・ラーニング)」です。
アクティブ・ラーニングとは教師が一方的に知識を教える講義スタイルではなく、生徒が能動的に学習に参加できるようディスカッションやプレゼンテーションを取り入れた授業スタイルです。
このような授業を通して、知識と知識を関連づけてより深く理解する力や課題を見つけて解決策を考える力、未知の状況にも対応できる思考力・判断力・表現力を身につけることが期待されています。
他にも新学習指導要領では、情報活用に関する授業の充実がめざされています。中学校では、コンピューターなどの情報手段を適切に用いて情報を収集・整理・比較することや情報モラル・情報セキュリティに関する知識やプログラミング的思考を育むことなどがカリキュラム化される予定です。
まとめると...
これから誰も予想もできないテクノロジー時代に子どもたちが柔軟に対応できるよう「社会の変化に対応し、生き抜くために必要な資質・能力を備えた子どもたちを育む」ことを目標に政府も動いています。主に、「英語」「プログラミング」「アクティブ・ラーニング」が導入され子どもたちが自ら考え行動できるような教育方針になる予定です。
次回の川越キャンパスでは新学年に向けた準備で大切なことをテーマにブログを書きますので是非ご覧くださいね♪