怖い？ こんな秘密が？　～オンラインで美術鑑賞講座～

みなさん、こんにちは。
雨の日が続いたと思ったら、また暑さが戻ってきました。
どんなふうにして涼しく過ごしていますか？ エアコン？ アイス？ 氷いっぱいのつめたい飲み物？ 熱中症には気を付けたいですが、同時にお腹やのどの冷やしすぎには気をつけましょう♪

川越キャンパスでは先日のみらいの架け橋レッスン®で「みんなに涼んでもらおう！」と、「美術鑑賞講座」を行いました。
「美術で涼めるの？」そう思った方！
実は、ひと味ちがう美術鑑賞です！

冷えるのは体ではなく、肝。
意味を知ってよく鑑賞するとちょっと怖い絵画を鑑賞しました。

今回は西洋の絵画を中心に鑑賞させてもらいました。
鑑賞したのは怖い絵だな... あんまり好きじゃないかも... という油絵の数々。
でも、そこにはそれぞれ描かれた当時の歴史的背景や、地理的理由もあり、実は社会科の学びや当時流行した疫病や感染症なども知ることができて、保健の学びにもなっています。

歴史の年号を覚えたり、地図を覚えたりすることはあまり得意じゃないという中学生もたくさんいますが、こうして見たことの無い美術作品を通して知ると、教科書の見え方も変わります。小学校の時に伝記で読んだことがある偉人の話も出てきて、「あ、知っている！」という瞬間もありました。

こういう瞬間が「すき」を見つけたり、学びの意欲を高めたり、「できた」につながっていくのだと思います。すてきな瞬間がたくさん生まれる授業になりました。

今はなかなか美術館をめぐることは難しいですが、こうして学んだことで美術への関心が高まった生徒も多かった様子。バーチャルで見学できる美術館や博物館もたくさんあるようなので、おうち時間に鑑賞して学んでみるのも楽しそうです。