おおぞらみらいスクールブログ

みらいの架け橋レッスン®

「意義あり!」裁判員として、裁判を考えてみました。

皆さん、こんにちは。横浜キャンパスです。
過ごしやすい季節になりました。10月から緊急事態宣言が解除になるそうです。
解除になったからといって油断せずに、基本的な感染症対策はしっかりと行いたいです。

今回は、裁判について勉強した様子をお伝えします。
皆さんは「裁判員制度」という言葉を聞いたことがありますか?
裁判員制度は平成21年5月21日に始まりました。 この制度は、国民の中から選ばれる裁判員が刑事裁判に参加する制度です。裁判員はくじで選ばれます。ご存じでしたか? 確率は非常に低いのですが、(成人した大人の)誰しもが裁判員になる可能性があるのです。
今日は生徒も、裁判員になったつもりで審理を行います。とはいえまだ中学生ということで、有罪・無罪は多数決で考えました。

事件1 自転車で走っていたら、子どもが急に飛び出してきたのでぶつかってしまい、けがをさせてしまいました。これは犯罪でしょうか?
これは意見がわかれました。急に出てくる方も悪い、けがをしているなら有罪など等。
ここで新たな事実が判明しました。自転車は、車道ではなく歩道を走っていたのです!
自転車は、法律上は自動車と同じ扱いになります。走る場所によっては罪に問われる場合があります。

事件2 SNSに友だちの悪口を書いた。公開しちゃったけどこれは有罪?
これも難しいと感じていたようです。どの位の悪口なのか、D子さんが気づくところに書いたのか。新たな事実は、匿名で書いていたらどうだろうということです。
名誉棄損:めいよきそんという言葉を聞いたことがありますね? 相手を傷つける行為(誹謗中傷:ひぼうちゅうしょう)はたとえ匿名であっても、罪に問われる可能性があります。インターネットに書いたものは消すことができませんし、しっかり発信元をたどることができます。

生徒は真剣に話し合い、意見交換をしていました。
「新たな事実」によって、全く違った事件になってしまうんだというのが印象的でした。これは、私たちの生活でも同じことがいえます。
何か困ったことがあっても、見方を変えると解決のヒントが見えるかもしれません。
今回は「意義あり!」という場面はありませんでしたが、多方面から物事を考える大切さを学びました。

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