人見知りだけど大丈夫？ 自分の意見言えるようになるのかな... 【生徒の成長】

こんにちは。おおぞらみらいスクール 名古屋キャンパスの宮崎です。
学校の外でも、自分と気が合う友だちができたら最高ですよね。
写真は、授業で使用したサイコロをもって、思い思いのポーズをきめる生徒です。
おもしろいポーズを編み出しては、笑いあって... 笑い声が絶えない時間でした。
おおぞらみらいスクールでは、自然と距離が縮まるようにいろいろな仕掛けを授業に組み込んでいます。

先日は「人生ゲームをつくろう！」という授業をしました。
生徒が主体になって...
「ここのマスはどうする？」
「絶対止まらなきゃいけないマスはサイコロ振って偶数が出たら就職、奇数だったらフリーターにしよう！」
など、中学生からみた人生がどんどん出てきました。

特に...
「結婚の次は離婚？」
「お金を稼ぐにはSNSで※バズる？」（※バズる＝流行する）
など、大人が作ったらなかなか出ないだろう意見も飛び交い、とても楽しい人生ゲームができあがりました。

後半はみんなで完成した人生ゲームをプレイしました。
「わぁ！ マイナスのマスに止まっちゃった！ またお金が減る！」
「やった！ 就職でFBIになった！」
「最初に戻るマスに止まっちゃった！ 人生一からやり直したいこともあるよね。」
とわいわい楽しくゴールまでたどり着くことができました。

中でも隣の生徒と手を取り合って喜んだり、一緒に悲しんだり楽しく人生ゲームをプレイしていたAさん。

実はAさんが中2だった去年の6月、いまと想像できないくらいおとなしい生徒でした。

はじめて相談に来てくれた時、お母さまから...
「中学1年生のころから学校に行けなくなってしまって...」
「家で勉強全然しなくて...」
「勉強面が心配で...」
「この子のペースで通える高校があるのか調べたり準備しておきたくて...」

先のことを考えると、どんどん不安になってしまうようでした。
おおぞらみらいスクールで一緒に勉強頑張ってみないと話すとAさんはほとんどしゃべりませんでしたが、少し考えた後「おおぞらみらいスクールの授業楽しそうだったし、行ってみてもいいと思った。」と言ってくれました。

するとお母さまから「もう一つ、心配なことがある。」と。
すごく人見知りな上、熱しやすく冷めやすくて続けられるか心配で、本当にできるの？と。

お母さまはAさんに「本当に？ できるの？」と聞いていました。
Aさんは何度も「やる。」「やってみたい。」と。

何度も「やる。」と意思表示をする姿にお母さまも私もびっくり。と同時に前向きな姿に嬉しくなりました。
それなら一歩踏み出そう！ とAさんはおおぞらみらいスクールに入会しました。

そこからAさんはゆっくりと成長していきました。
最初は緊張しているのか、下を向いて何かを聞かれたら短く返すだけだでした。

10月ごろ、少し慣れてきたのか好きなアプリゲームの話をしに、自分からコーチに話しかけてくれるようになりました。
この頃に勉強面もステップアップしてみようかと話し、学習量を少し増やしました。

11月、コーチとは自然に話せるようになったAさん。自信がついたのか、休み時間に近くの席の生徒に話しかけられるようになってきました。
なんと、授業でも、自分から手を挙げて質問をしたりできるようになりました。

年が明けて1月、サポートしてくれている先輩コーチから「Aさんはあまり話さないから、話すのが苦手なのかな？ と思っていたけれど、実は話すのが好きみたいです。」と。そのくらい、楽しそうにいつもいろいろなことを話してくれる生徒に。

そして今、こうして他の生徒と一緒に趣味の話をしたり好きなお絵かきをしたり、授業のワークを笑いながら積極的に取り組む姿を見て、安心して自分を出せるようになったのだとすごく嬉しく思います。
本当に人見知り？ と思うくらい明るく笑うAさん。
これからも楽しいこといっぱい経験して元気にすごしてほしいと思います。

Aさんは次のステップアップとして、中3になった今、入試に向けて勉強にもさらに力を入れています。
勉強習慣を身につけることを中心とした中2とは違い、入試までにどこまでをいつまでに勉強するか話し合って決めて、その目標に向かってコツコツ取り組んでくれています。

「人見知りで...」
「勉強全然しなくて...」

最初に聞いた心配事はもうどこにもありません。
あるのは「次はなにしよう？」というみらいばかり。

おおぞらみらいスクールでは授業や自宅学習のサポートを通じて生徒に自信を身につけてもらい、みらいに向かって笑顔になれるようサポートしています。
ぜひ一緒にAさんのようにみらいに向けてステップアップしていきましょう！

※新型コロナウイルス感染症対策を行い授業を実施しております。