【残り物が大変身!】オリジナル染物づくり★
こんにちは。
大宮キャンパスの佐藤です。
今回は夏休み中に実施した残り物を使ったオリジナル染物づくりを取り上げます。大宮キャンパスでは毎年恒例となっている人気企画です。今回は家庭で残るといつもは捨ててしまう玉ねぎの皮とコーヒーの出し殻を活用した染物づくりにチャレンジしました♪
授業前にお湯をふつふつと沸かし、玉ねぎの皮とコーヒーの出し殻から色を出すための準備をします。袋の中に玉ねぎの皮とコーヒーの出し殻を適量に入れて個袋をつくります。早めに登校した生徒は進んでお手伝いをしていました。
素材から色を煮だしている間は豆乳を使ってハンカチに絵を描いていきます。それぞれが思いつくままに好きな模様を描いていきます。染物づくりを始めて経験する生徒も多く、どんな仕上がりになるのかワクワクしながら作業を進めていきます。
「どんな模様が浮かび上がるのかな?」
思い思いに描き進めます♪
その後、絵を描き終わった生徒は色付けを進めていきます。玉ねぎの皮を煮だした液体に真っ白なハンカチを入れると、徐々に淡い黄色に染まっていきます。
さらにその中にミョウバンを加えると、黄色だった色に変化が!なんと黄金色に変化しました。
「わぁ! 色が変わった★」
予想外の色の変化に生徒から驚きの声があがります。色の変化をみながら、他の野菜ではどんな色の変化がでるのかを話す声も聞こえました!
「トマトはやっぱり赤く染まるのかな?」
「紫に染めるには茄子かな? 紫キャベツも色は出るのかな?」
それぞれ色付けが終わった生徒は、余分な染料を水で落とします。その後ドライヤーでしっかり乾かすと素敵なオリジナル染物が完成しました!
豆乳で描いた絵がバラのお花のように浮かび上がった生徒、綺麗な正方形型で淡い曲線が浮かび上がった生徒など個性的な作品が出来上がりました♪
「夏休みの自由研究で作ってみます!」
ものづくりがとても楽しかったようで、保護者の方や生徒からこのようなお声をたくさんいただき私たちも嬉しかったです。
普段は捨ててしまうものでも、活用すると素敵な作品ができあがる。
染物づくりを通じて、一つひとつのものを大切に使う重要さに気づくことができた授業でした♪