おおぞらみらいスクールブログ

グローバル講座

世界のことを数字で予測してみよう! ~ゲーム「ファクト」と数字で見る世界~

おおぞらみらいスクール 横浜キャンパスの松田です。
グローバル講座「世界のことを数字で予測してみよう!」の授業の様子をご紹介します。

今回は金沢工業大学の開発したゲーム「常識を疑え! ファクト」を通して、数字で見た世界と生徒がお互いに世界をどう見ているのかについて考えました。
ゲームは数字のカードを使ってプレイするクイズ形式。
ただし、1~9までのカードのうちゲーム一回で各数字は1回しか使えません。
一番正解に近い数字、または中央値を取ると得点になり、最も遠い数字または最大値と最小値を取ると減点するルールで最終的な高得点を狙います。

前半は日本と世界のいろいろなものの数字を考えていきます。
・令和東京オリンピックの協議は33協議でしたが、パラリンピックの競技数は?
・15歳以上の日本人男性が家事と介護に1日当たり平均何%の時間を使っている?
・世界の人口のうち極度の貧困に苦しむ人は、1990年の19億人から何%減少した?
・日本中の点字ブロックを繋げると何キロメートル?
・あなたの街の保育士さんは何パーセントが男性?

みなさんは答えが思いついたでしょうか?
各数字が一回しか使えないルールもあり、生徒からは文字通り桁違いの差のある数の回答がありました。
特になかなか意識することのない「男性の家事に使う時間の割合」「点字ブロックの総延長」などは頭を悩ませ、自分や家族の生活を振り返る様子が印象的でした。

後半では、世界の子どもの描いた「私が大統領になったらやりたいこと」の絵を元に、日本と世界の国を数字で見比べていきます。そこから自分がその国の大統領になったらどんな公約を掲げ、何から改善していきたいかを考えました。
「識字率」や「安全な水を利用できる割合」など私たちにとって当たり前にあるものが当たり前ではない世界を思いながら、真剣な顔で公約や改善項目を書き出す生徒。
情報は数字で具体化することで「どのくらい違うのか」をはっきりと感じることができます。

日々、ニュースやネットで流れる「数字」を自分の物差しに置き換え、社会や世界を自分の切り口で見るきっかけとなってくれればうれしく思います。

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