ジェンダーってなんだ？ らしさを考えてみよう！

おおぞらみらいスクール 横浜キャンパスの松田です。
グローバル講座「ジェンダーってなんだ？」のご様子をお伝えいたします。

皆さんは「男の子らしい」「女の子らしい」という言葉を言われたことはありますか？
今回はそんな性別＝ジェンダーについて考えていく授業です。

授業の最初では、まずはみんなのイメージに焦点を当てていきます。冒頭の質問「性別のらしさ」についてどんなイメージが思い浮かぶのかグループで相談していきました。生徒には、特に縛りを設けずに、みんなが思うらしさをそのまま挙げてまとめてもらいました。

その結果出てきた意見は...

〇男の子らしい
・筋肉がある・体がおおきい・髪が短め・勢いがある感じetc.
〇女の子らしい
・ピンク等暖色が好きそう・体形は大きくない・髪は長め・ファッションの幅が広いetc.

個々に上がった言葉の違いや目の付け所の差はありましたが、最終的に出てきた意見をまとめていくと生徒それぞれの「そういう感じ」という感覚からズレが無く「らしさ」というイメージは確実に存在していることがわかりました。

授業の中では更に、育児休暇を例にとって日本と海外の制度や考え方の違いや性別により教育の権利が制限されてしまう国の話を取り扱います。
特に教育の権利については「女性の教育を受ける権利がないがしろにされている地域でどんな支援を優先するべきか」の議論をグループ毎に行い白熱しました。
・教育を受ける為の支援金　・学校に行けば給食が支給される支援　・学用品の購入の支援　・若い母親に職業訓練を行う支援
4つの支援の中で優先順位をつけて行くのですが、それぞれに根拠をもって順位付けをしてくれたので、チーム間でもなかなか一致しない箇所もありました。しかしながら、おおぞら高校生の先輩コーチがファシリテーターとして入り、他の案でカバーできる可能性や、より有効に働く順序など視点を少しずつ持ち寄りながら話し合った結果、それぞれの結論を決めることができました。
ジェンダーや国籍といった大きな差も、同じ教室に通っている中での別の個人同士という身近な差も、今日の議論のようにそれぞれの視点を大事にしながら結論に向かうことを忘れずアプローチしていけるみらいになるよう、サポートしていきたいと考えております。

横浜キャンパスでは、毎月無料体験会・説明会を実施中！
1月は参加生徒にも人気の高かった「レジン樹脂工作体験」「ロボットプログラミング」を実施します。
各種お申込み、ご相談はお気軽にページ下部のバナーよりご都合の良いお日にち・時間帯をお選びください。お問い合わせをお待ちしています。