おおぞらみらいスクールブログ

コミュニケーション講座

~コミュニケーション講座~ 町田キャンパスの周りを探索! やさしい日本語とは?

みなさん、こんにちは。
おおぞらみらいスクール町田キャンパスです。
今回は、コミュニケーション講座の授業の様子をお伝えします。

授業のテーマは「見つけよう! ダイバーシティな街づくり」

みなさんは「ダイバーシティ」という言葉を聞いたことがありますか?
ダイバーシティとは、直訳で「多様性」を意味する言葉です。
世の中には、人種・年齢・性別・能力・価値観などさまざまな違いを持った人々がいます。
その違いをお互いに認め合うことで、世の中が元気になり社会が発展していくことを目指しています。


ダイバーシティを実現していくうえで大切になってくるのが、やさしい日本語!
子どもや高齢の方、外国から来た人が見た時に意味がわかる表現になっているかどうかが重要になってきます。

授業のはじめは、フィールドワーク!
自分たちが住んでいる街には果たしてやさしい日本語があるのか。皆で探しに行きました。

すると、図書館やバス停には、子どもや外国人でも読めるようにふりがなや英語で書かれている看板が多いことがわかりました。
また一方で、難しい言葉だけで表現された張り紙もあり、全ての看板や標識がやさしい日本語で作られているわけではないことがわかりました。


では、誰もがわかりやすい言葉で表現するにはどうすればよいのでしょうか?

今回の授業では「はさみの法則」を学びました。
はさみの法則とは...
は...はっきり話す
さ...さいごまで言う
み...みじかく伝える

の頭文字を取ったものです!

例えば、「大雨洪水警報が出ています。」という言葉も、はさみの法則を使うと「雨がたくさん降ります。気をつけてください。」と表すことができます♪
このように表現することで、誰が見ても意味がわかる言葉に変える言葉にできます!

今日の授業では、フィールドワークを通して、ダイバーシティややさしい世界について考えました☆
生徒からは「やさしい日本語を意識すると意外と少なく、誰にでもわかりやすい言葉を考えるのは難しいと感じた。」「ピクトグラムなどイラストだけで意味がわかると外国人にもわかりやすいのではないか。」「帰り道、やさしい日本語について意識しながら帰ってみようと思った。」など様々な意見がでました。

コミュニケーション講座ではこれからも、コミュニケーションの方法や他者との違いについて学んでいきます!
次回のコミュニケーション講座もお楽しみに!