【グローバル教育】SDGs課題④質の高い教育をみんなに
突然ですが、皆さんは世界中には未だに学校に通えない子どもや読み書きができない人が多くいることをご存じですか?
今回の授業では世界の教育の現状をより深く知る為に、なぜこのような状況が続いているのか、今後どうしていけばよいかを考えるワークを行いました。
まずは学校に通うことができない理由を考えました。
「弟妹の世話があるので、勉強する時間がないのではないか?」
「学校の距離が遠過ぎるのではないか?」
「先生の数が足りていないのではないか?」等
たくさんの意見を出してくれました。
次は、学校に行けないことによりどのような負の連鎖が生じてくるのかを考えました。
カードを活用してイメージしました。
学校に行けない → 読み書きができない → 仕事につけない → 食料が買えない → 栄養が足りない → 病気になってしまう。のように、連鎖していきます。
オンラインで参加したグループも登校したグループも発表してくれました。
あるグループから、負の連鎖はループして続いていくのではないか? という意見がでてきました。
本質をとらえた素晴らしい意見です。
そして最後に二人ペアでこの負の連鎖を止めるにはどうしたらよいかを考えました。
学校を作るにしても継続的な運営が必要になるので、先生を育成する仕組みや生徒が先生になる流れを作らないといけないという話になりました。
負の連鎖を断ち切るには正の連鎖を生み出す必要があることがわかりました。
それが無理なら他の人の力を借りないといけない。という意見もでました。 今回の授業を通じて、ただ学校を建てるとか、先生を派遣するだけではなく、その国、その地域で学校を持続して運営していくというサスティナブルな発想を持つことができたと思います。