おおぞらみらいスクールブログ

コミュニケーション講座

文字で伝わるもの、伝わらないもの ~SNS社会でお互いを思いやるには?~

おおぞらみらいスクール 横浜キャンパスの松田です。
今回はコミュニケーション講座「思いやりと共感でネットも怖くない?」をご紹介します。

みなさんはSNS(ソーシャルネットワークサービス)をよく使いますか?
生徒のにも聞いてみたところ、全員が使ったことがあるそうです。
今回はゲームや事例を元に、文字だけで伝えなければいけないSNSのやり取りについて考えてみました。

最初はお絵描きゲームに挑戦!
描き手と指示役に別れ、言葉だけでお手本通りのイラストを描いてもらいます。ただし、お互いの様子は見えません。さて、お手本と描いたイラストにはどんな違いが出てくるでしょうか?
お手本はつぶらな瞳で毛のフサフサな虎の顔が正面を向いているイラスト。
教室でできあがったイラストを見ていくと...
・輪郭の細めの目つきの鋭い虎
・つぶらな瞳で毛のふさふさなライオン
・大きなツリ目をしたスリムな虎

簡単にはいかないようです。
生徒の振り返りでは「どんな耳だっけ?」「縞の向きがわからない」「大きさの感じが難しい」という声。言葉だけで正確に伝えるのはなかなか難しいことを実感します。

後半はSNSの事例を元に、みんなで意見を交わします。


友だちの体調を心配して、明日の約束のことを連絡しましたがやり取りの後にケンカをしてしまいました。
私「具合どう? 明日11時にいつもの場所ね☆」
友だち「いいよ。もう寝るね。ありがとう」



さて、なぜケンカをしたのでしょう? ケンカを避けるにはどうすればいいでしょう?
生徒からは、
原因は...
「まだ、友だちが元気になったのかわからないしまずはそこを気遣ってあげるべきでは?」
「友だちの返事の意図がわからない」
「元気がないときに☆はちょっと気に障るのかも」

解決策は...
「調子はだいじょうぶかな? 明日の朝大丈夫そうなら教えてね」
「ムリしないでね。おやすみ」

というように体を気遣う言葉が必要と意見が出てきました。
確かに、調子の悪いときの気遣いは心がほっとしますね。

これからのみらいを生きる生徒は目まぐるしく変わるコミュニケーションの変化を体験していくことになりそうですが、ツールは変わっても込めた気持ちや思いやりは変わらず嬉しいものです。
根っこの思いを大切に、新しいツールをいかし使いこなして豊かな生活につなげてくれたら嬉しく思います。

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