~STEM講座~ 水に浮かべた紙がお花が咲くようにひらくわけとは!?
こんにちは。
おおぞらみらいスクール 町田キャンパスです。
今回は、町田キャンパスで開催されたSTEM講座の授業の様子をお伝えします☆
授業のテーマは「水の不思議」
みなさんが生活するうえで必要不可欠な"水"。今回はそんな水を使った不思議な実験を行いました♪
実験に入る前にクイズで緊張を和らげます。
Q. 日本では蛇口から出た水を飲むことができますが、世界には蛇口から出る水が飲める国はいくつあるでしょうか?
A. 答えは10か国! 全世界には196か国があるといわれているので、かなり少ないことがわかります。
日本にいると当たり前のことも、世界規模でみるととても珍しいことなのです!
クイズで盛り上がったあとは水の実験に入ります。
このブログでは今回行った実験の一つをご紹介します。
それは、水の上に咲く紙の秘密。
生徒に花びらの形に切った紙を小さく折りたたんでもらいました。その紙を水の上に浮かべると...?
お花が咲くように紙がひらきました!
紙は、植物の繊維(せんい)を絡ませてつくられており、水分を吸収すると太く短くなる性質があります。そのため、折りたたんだ紙を水に浮かべると繊維が水分を吸収し、折り目の繊維が収縮します。その結果、水面側に紙が引っぱられて折り目が伸び、花が咲いたように見えるのです。
実は、しわになった服を伸ばすスチームアイロンにも同じ原理が働いています。
生徒からは...
「紙がゆっくり開いていくのがおもしろかった!」
「理科はあまり得意ではなかったけど、楽しかった!」
「水の性質は身近なところに使われているのだと思った。」
などの声があがりました。
みんなと一緒に実験し不思議を体感する。
「なぜ?」を考え原理を知ると、「他にも身の回りの不思議はあるかな?」と外の世界に興味を持つようになります。
そんな、見える世界が変わるSTEM講座。
これからも、STEM講座ではみなさんの好奇心を刺激する楽しい授業をたくさん用意しています。
次回の授業もお楽しみに!