おおぞらみらいスクールブログ

STEM講座

【STEM講座】「ソフト(無形)」にはできない「ハード(有形)」の役割

みなさん、こんにちは。
おおぞらみらいスクール梅田キャンパスです。
突然ですが今回の画像は、ある動きを繰り返すのにとても便利な仕組みになっています。
ではどんな動きをするのでしょうか?

正解は「往復運動」です。

中央の赤い部分が回転すると、両端のパーツが左右に行ったり来たりと往復運動を始めます。これは「ワイパー機構」といって、その名の通り自動車のワイパーのような動きをします。

今回のSTEM講座ではこのような部材の組み合わせ次第で様々な役割を果たすことができる機構や構造について学んでいきました。
例えば、棒状のパーツを組み合わせて四角形と三角形を作ります。
「丈夫な構造はどちらでしょう?」コーチの問いかけに生徒の意見は分かれます。
「家とかも四角い形が多いからな...」「意外に三角も強そう」など様々。
そこで実際にロボットキットのパーツを使って組み立ててみると、四角形は少し力を加えると「グシャッ!」と崩れてしまいましたが、三角形は力を加えてもその形は変わらずびくともしませんでした。

この三角形の強度を組み合わせて頑丈な仕組みにしているのが「トラス構造」と呼ばれている構造で、鉄塔や橋などにも使われています。例として東京スカイツリーの写真を見せると生徒から「言われてみれば三角形だらけになっている!」「近所の電波塔もそんな形してた!」など普段気に留めないけど、実は身近に使われている構造の意味がわかって「なるほど!」と感心していました。

前回のSTEM講座ではプログラミングを学びましたが、いわゆるプログラムなどの「ソフト」面は同じでも今回のような機構や構造といった「ハード」面を工夫することで全く違う効果が生み出せることがわかりました。みなさんも身近な物の仕組みに「なんでこんな形なんだろう?」という視点を持ってみてください。意外な発見があるかもしれません。

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8月21日(土)
15:00~17:00終了予定
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ご来校の際は、検温・消毒にご協力をお願いします。
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